市議会に提出された「令和8年度一般会計審査資料」からAIに考察をお願いし、私の意見も追記します。
流山市の評価調査(市職員による目視での「劣化度調査」)から、単なる「施設の劣化」だけでなく「止まると困る施設」も上位にあります。
特に気になる施設:
杜のアトリエ黎明R7総合点139、A…現行法では「不適格建物」との議会答弁があります。平和台保育所 木造棟R7総合点136、A…入所児童99人、R8年度施設の門扉、トイレは改修。消防本部・中央消防署庁舎(旧)R7総合点128、A…新庁舎へ引っ越し済み。対象施設の解体・土地活用は未計画西深井福祉会館R7総合点124、A第3コミュニティR7総合点122、A…新施設への引っ越し済み。対象施設はR8年度解体し、土地は区画整理事業で換地済み。名都借福祉会館、南福祉会館も110点台
流山市の良い点
流山市は、目視による簡易劣化調査を行い、築年数、劣化度、重要度係数を組み合わせて点数化しています。これは議会でも先進地を視察し、議会での提案もあった経緯があり、行政の「見える化」の一歩です。非常に良い取り組みです。単に「古い順」ではなく、防災拠点や市民利用施設の重要性を加味しているため、優先順位を議論しやすい形になっています。また、流山市の個別施設計画では、総合評価点100点以上をAランクとし、詳細診断を実施して長寿命化改修を検討する考え方が示されています。ここも評価できます。
流山市の弱い点
一方で、表を見る限り、AやABの施設がかなり多く、改善よりも劣化の進行が目立ちます。特にR6・R7比較を見る限り、点検はしているが修繕・改修が追いついていない、もしくは点検結果を次年度以降の予算に反映する仕組みが構築されていない可能性があります。特にあげるなら、①90点以上施設が多く、優先順位がさらに必要。②庁舎・消防・保健・福祉など重要施設が上位にある。③目視調査なので、構造躯体や設備内部の劣化までは分からない。④Aランク後の「いつ詳細診断し、いつ改修するか」が見えにくい。⑤学校と市営住宅を除いた表なので、市全体の老朽化負担はさらに大きい可能性がある。
他市の取り組み(AI情報から…)
立川市は、総合劣化度と施設重要度を組み合わせて保全優先度を判定し、優先度グループごとに劣化度の高い順で対応する考え方を示しています。流山市も似た考え方はありますが、さらに「Aランクの中でどれから着手するか」を明確にする必要があります。
松戸市は、公共施設カルテ・施設評価を整備し、施設ごとの基礎データや評価をまとめています。市民や議会が施設ごとの状態、利用状況、コストを見比べやすいのが特徴です。
柏市は、点検・修繕記録を保全台帳として管理し、故障後対応ではなく予防保全を原則とする考え方を示しています。これは流山市にも必要です。
茅ヶ崎市は、施設管理者向けの建物維持管理の手引きを活用し、法定点検だけでなく施設管理者による日常点検も重視しています。現場職員が早期に異常を見つける仕組みです。
四條畷市は、公共施設の劣化診断でコンクリート圧縮強度なども調査し、目視だけでなく構造面の確認を行っています。流山市もAランク施設については、目視の次に専門診断へ進むべきです。
流山市に求めたい改善策(AIの提案)
- Aランク施設の対応工程表を作る
「詳細診断予定年度」「改修設計年度」「工事年度」「概算費用」を一覧化する。 - Aランクの中をさらに優先順位化する
消防・庁舎・保健センターなど防災拠点、子ども施設、高齢者利用施設を優先する。 - 目視調査から専門診断へ進める
外壁、屋上防水、給排水、電気設備、空調、構造躯体を専門的に確認する。 - 予防保全型に切り替える
壊れてから直すのではなく、屋上防水・外壁・設備更新を周期管理する。 - 施設カルテを公開する
劣化度だけでなく、利用者数、維持管理費、修繕履歴、今後の費用を市民に見える化する。 - 複合化・統廃合も同時に議論する
すべてを同じ形で残すのではなく、福祉会館、公民館、児童館などは地域ごとの機能再編も検討する。
議会での言い方(AIの提案)
90点以上の施設が増えており、庁舎、消防、保健、福祉、子ども関連施設など、市民生活や災害対応に関わる施設が上位に並んでいる。…議会で既に指摘済みです。
点検結果を公表するだけでなく、Aランク施設ごとの詳細診断、改修時期、概算費用を示し、予防保全型の公共施設マネジメントへ移行すべきではないか。…議会で一部、既に指摘済みです。
流山市では来春、市長選挙です。現職も新人も、夢や希望を描きますが、手遅れになりつつある「不都合な現実」は見ようとはしていません(故意か故意じゃないかは不明です)。「でもこんなはずじゃなかった…」という言い訳をさせないためにも、ネットには記載しておきます。